【住友林業】初めての住宅展示場!見学の流れと注意事項を解説【新築戸建】

住宅展示場ってどうやって見学すればいいの?
カモにされないか不安・・・。
何に注意すればいいの?

『住宅展示場の見学』は、家づくりをはじめた人が最初にとるべき行動の1つです。

家づくりはほとんどの方が人生で初めての経験でしょうし、もっとも金額のかかる買い物になるかと思います。そのため、とっかかりである『住宅展示場の見学』に対する不安は大きいはずです。

この記事では、住宅展示場にある住友林業の施設を見学する流れについて、注意事項とあわせて解説しています。
住宅展示場に対する不安が解消され、スムーズに施設を見学できるようになるでしょう。

また、対象読者は以下を想定しております。

  • 家づくりをはじめたいけど何をするべきかわからない方
  • 住宅展示場の見学方法や注意事項を知りたい方
注意
この記事の内容は実体験にもとづいた概要です。お住まいの地域や担当者により、詳細は異なります。

仮契約までの全体的な流れについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
【住友林業】新築戸建の仮契約までの流れ|ステップごとに注意するポイントを解説!

住宅展示場を見学する目的

まずはじめにお伝えしたいのが、住友林業に限らず、住宅展示場にある各ハウスメーカーの施設は非現実的な空間であるということです。
なぜなら、他のハウスメーカーと差をつけるため、あの手この手で目を引く工夫をこらしているからです。
以下のように、現実とのギャップがあることに注意してください。

  • 展示されている設備はハイグレードなオプションであることが多い
  • 実際の住宅では採用されない構造をしている
  • 広すぎる

それでは、非現実的な住宅展示場を見学する目的はなんなのでしょうか?

そもそも住宅展示場を見学する理由は、ハウスメーカーの候補をしぼるためです。候補をしぼるには、ハウスメーカーの雰囲気・特徴(長所)を把握する必要があります。

これが、住宅展示場を見学する目的です。

MEMO
リアルな住宅を体験したい場合は、実際にオーナーが住んでいる住宅を見学するのが1番です。入居宅訪問については、こちらの記事で詳しく説明しています。
【住友林業】人の家を見学!|入居宅訪問のポイントを徹底解説!【新築戸建】

予約をしてから訪問しよう

予約をせずに訪問しても問題はありませんが、予約をした場合、以下のメリットがあります。

  • 住友林業に対する意欲が伝わる(冷やかしだと思われない)
  • 経験豊富な営業担当者が案内してくれる可能性が高くなる
  • 予約特典が手に入る

住友林業の展示場はこちらから予約できます。

おおまかな流れは3ステップ

全体のおおまかな流れは以下になります。詳細はそれぞれの章で説明します。

STEP.1
受付
アンケートの記入を求められるがここでは記入しない
STEP.2
見学
営業担当者が施設を案内
STEP.3
打ち合わせ
見学中の話をもとに打ち合わせ
MEMO
打ち合わせまでは、1時間以上を目安としてください。

STEP.1:受付

施設に入り、受付の担当者に予約の有無を伝えます。
その後、アンケートの記入を求められますが、住所や年収などの個人情報を記入しなければなりません。

ここでは記入せず、打ち合わせの後に記入するようにしてください。

いきなり記入するのには抵抗がありますし、この後に登場する営業担当者の印象がわかってから記入した方が良いからです。
アンケートの記入を求められたとしても、「見学の後に、今後も話を進めたいと感じたら記入します」と伝えれば問題ありません。

STEP.2:見学

ここで営業担当者が登場します。
用件を聞かれたら、「ハウスメーカーを検討している最中。住友林業の特徴を説明してほしい」と伝えてください。

リビング・ダイニング・キッチン・洗面所・お風呂・トイレ・寝室・子供部屋・和室などを案内してくれます。また、住友林業の住宅の構法や、耐震性などの説明資料が展示されたブースを案内してくれます。今後の打ち合わせで役に立つので、気になった箇所は多めに写真を撮っておくと良いでしょう。

案内と同時に、営業担当者からのヒアリングがあります。

MEMO
基本的に、ここで案内をしてくれた担当者が今後の担当者になります。
知人に住友林業オーナーがいるのであれば、そのときの担当者を紹介してもらう方法もあります。

以下の章で、見学のさいに役立つ情報を説明します。

これだけは確認しておこう

住友林業の特徴(長所)を確認する

住友林業が他社より優れている点を確認しましょう。
あわせて、鉄骨造と比べて木造が優れている点・劣っている点を確認しましょう。

住友林業の特徴が把握できる他に、営業担当者の性格・印象も判断できます。

住友林業は木造を扱うハウスメーカーですので、木造の優れている点を推してくるかと思います。
優秀な営業担当者であれば、他社(特に鉄骨造の)を否定せずに、住友林業・木造の特徴を上手に説明してくれるはずです。

オプションかどうか確認する

気になる設備があれば、それがオプションかどうか確認しましょう。

先にも述べましたが、施設内の設備はオプションであることが多いです。
例えば、標準よりも大きいお風呂が展示されていたり、高級な床材が使用されていたりします。

これが、住友林業の標準仕様だと思わないでください。

最悪の場合、標準仕様だと勘違いしたまま打ち合わせがどんどん進み、見積もりが予算を大きく超えてしまうかもしれません。また、予算内に収めるためオプションを削った結果、イメージとかけ離れた家になってしまうかもしれません。

途中でオプションだと気がついて、ガッカリしたくはありません。
オプションかどうか確認し、オプションであれば金額が上がるポイントだと、あらかじめ認識できるようにしてください。

MEMO
標準の設備・オプションの設備は、ショールームでまとめて実物を確認できます。打ち合わせがある程度進むと、営業担当者がショールームを案内してくれます。

よく聞かれる質問

家族構成

将来を見据えた家族構成を伝えます。また、2世帯住宅にするかどうかを伝えます。

建築希望日

建築希望日(新居で住みはじめたい日)を伝えます。
明確に決まっていなければ、「2年以内には建てたい」と回答しましょう。「いつか建てたい」のように抽象的な回答をすると、営業担当者が相手にしてくれなくなる可能性があります。

要望

コンセプトを伝えます。コンセプトとは、家づくりの軸となる考え方です。

コンセプト例

  • 家族のふれあいが多くなる空間
  • 歳をとっても快適なバリアフリーの平家
  • 家事はとことん楽したい
  • 在宅ワークに集中できる環境

いきなりコンセプトと言われても難しいと思うので、「書斎がほしい」「ランドリールームがほしい」など、現時点でやりたいことを伝えてください。ここから話が広がり、理想の家のイメージが膨らんでいきます。

予算

仮に、建物本体(いわゆる『家』だけの値段。付帯工事の費用は別)の予算が3000万円だった場合、心理的にそれより下の金額を提示する人が多いと思います。

このとき、あまりにも低い予算を提示するのはやめましょう。

住友林業の相場とかけ離れている場合、営業担当者に相手にしてもらえなくなる可能性があるからです。

住友林業の坪単価は、平均すると70万円〜90万円程度と言われています。延床面積が35坪(4人家族で暮らすのに支障がない面積)の住宅を建てようとした場合、2450万円〜3150万円が必要になります。
つまり、このケースで「予算は2000万円」と提示すると、現実的ではないため、営業担当者に相手にしてもらえなくなる可能性があるということです。

事前に知っておいた方が良い用語

営業担当者との話の中で、よく出てくる用語を説明します。ざっくりと把握しておくだけで、担当者の話が理解しやすくなります。

  • ビッグフレーム(BF)構法
    ビッグフレーム構法とは、幅560mmの柱を使用して住宅を建てる、住友林業独自の構法です。一般的な柱の幅が105mmであることから、いかにこの柱が大きいのかがわかります。この柱のおかげで、柱や壁を最小限に抑えられるため、開放感のある間取りを実現できます。また、耐震性にも優れています。詳細は住友林業公式HPを参照してください。
  • ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)(ゼッチ)
    断熱性能が高く、太陽光や高効率給湯器(例:エコワン)などの環境に優しい設備を導入し、エネルギーを創る量 ≒ エネルギーを消費する量(ゼロ・エネルギー)を目指した住宅のことです。ZEH住宅としての基準を満たすと、補助金を受け取ることができます。補助金については国土交通省公式HPを参照してください。
  • 無垢床
    すべて天然木を使用した床材です。
  • 挽板(ひきいた)
    合板の上に厚さ2mm程度の天然木を貼り合わせた床材です。
  • 突板(つきいた)
    合板の上に厚さ0.3mm程度の天然木を貼り合わせた床材です。

STEP.3:打ち合わせ

見学中に対応した営業担当者からのヒアリングをもとに、打ち合わせを行います。
別途ヒアリングがあれば回答します。ヒアリングが完了すると、要望に合う住友林業の実例(外観・間取り)を見せてくれます。
説明がひと通り完了すると、営業担当者が次の打ち合わせを設定してくれます。

MEMO
住友林業のカタログがもらえます。

住宅展示場に行く前にやってほしいこと

住宅展示場を見学する前にやってほしい3つのことがあります。

  • 各ハウスメーカーの特徴を把握する
  • 各ハウスメーカーの相場を把握する
  • 理想の間取りプランをイメージする

とくに、家づくりをはじめようと思っているけれど、何から手をつけたら良いかわからない方におすすめです。

これらをやることで、まずハウスメーカーの候補が絞り込めます。
また、住宅展示場を見学するさいの『確認したいポイント』が自分の中でイメージできるようになります。営業担当者との話もスムーズに進み、見学が捗ります。

そしてこれらの項目は『注文住宅の無料一括見積もり』を申し込むことで、すべて無料で解決できます。申し込みは非常に簡単ですので、ぜひ試してみてください。

まとめ

住宅展示場を見学する目的は、ハウスメーカーの雰囲気・特徴(長所)を把握することです。そして目的を達成するためには、以下の項目が重要です。

  • 住友林業の特徴(長所)を確認する
    住友林業の特徴(長所)の他に、営業担当者の印象も把握できるため
  • 気になる設備はオプションかどうか確認する
    展示されている設備が、住友林業の標準仕様だと思わないため
  • よく聞かれる質問・事前に知っておいた方が良い用語を予習しておく
    営業担当者との話がスムーズに進み、見学が捗るため

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