【住友林業】ウッドデッキは贅沢品?ウッドデッキをやめた理由を解説!【新築戸建】

ウッドデッキで庭を眺めながら優雅にコーヒーを飲む・・・
夏は家族でバーベキューをしたり、プールを楽しむ・・・

見た目と心を満足させてくれるウッドデッキに、憧れをもっている方も多いのではないでしょうか?かくいう私も、新築戸建を建てるならおしゃれなウッドデッキを採用したいと考えていました。

しかし、最終的にウッドデッキの採用を見送ることにしました。メリットよりデメリットの方が大きいと感じたからです。

この記事ではウッドデッキのメリット・デメリットについて解説します。メリット・デメリットがわかり、ウッドデッキを採用するかどうかの判断ができるようになることを目的としています。

結論を先に述べますと、ウッドデッキを採用するべき方は以下のとおりです。

  • ウッドデッキを使用する目的がはっきりしている方
  • 見た目を徹底的にこだわりたい方

また対象読者は以下を想定しています。

  • ウッドデッキを採用するかどうか迷っている方
  • ウッドデッキのメリット・デメリットを知りたい方

メリット

外観がおしゃれになる

街中で見かけるウッドデッキのある家、とても素敵です。
ウッドデッキはあるだけでかっこよく、上品で優雅な外観となるため、心の満足感を高めてくれます。


出典:住友林業公式HP

平家の場合、寄棟屋根(よせむねやね)と組み合わせると水平方向のラインが強調され、すっきりとしたきれいな印象になります。また、軒が日かげをつくるため、ウッドデッキでの生活を快適に過ごせます。

外観だけではない!

ウッドデッキを設置すると、外観だけでなく室内からの景色も良くなります。
リビングのフロアとウッドデッキの高さを揃えることで、リビングの広がりが視覚的に良くなります。そのため、リビング自体が大きく見えるからです。

作業スペースとして使用できる

  • 洗濯物を干す
    屋外の洗濯スペースの一部として使用できます。水まわりが1階にある場合、階段を上らずに洗濯物を干しに行けるため、家事動線がスムーズになります。
  • DIY
    DIYは広いスペースがあると作業効率が上がります。
    また、換気が必要な塗装や、くずが出やすい木材加工などの作業を屋外で行うことができます。
  • 荷物の搬入
    ウッドデッキはリビングなどの大開口の窓に隣接しているため、大型荷物の搬入がしやすくなります。また、通常の買い物の搬入経路としても使用できるため、動線の選択肢を増やすことができます。

イベントを楽しむことができる

ウッドデッキから連想されるイメージといえばこちらになるでしょう。

  • リラックスできる空間
    ガーデンテーブルやチェアを置いて、リラックスできる開放的な空間を楽しむことができます。庭を眺めながら食事をしたり、優雅にコーヒーを飲めたら最高ですね。
  • 家族や友人との憩いの場
    夏は子供とプールで遊んだり、友人を招待してバーベキューを楽しんだり、憩いの場として使用できます。

デメリット

下から雑草が生えてくる

室内のフロアの高さに合わせてウッドデッキを設置するため、ウッドデッキの下には空洞ができてしまいます。
ウッドデッキ下に生えた雑草を抜くのは非常に困難です。雑草が生えてくるのを防ぐため、ウッドデッキ下にはコンクリートや防草シートを敷くなどの対策が必要です。

猫が住みつく可能性がある

ウッドデッキ下の空洞に、猫が住みつく可能性があります。
もし猫が住みついてしまうと、フンの臭いによる被害や、鳴き声による騒音の被害が発生します。ウッドデッキ下に猫が入り込めないように空洞をフェンスで塞いだり、猫よけグッズを置くなどの対策が必要です。

天然木はメンテナンスが大変

天然木は種類によっては経年劣化しやすく、メンテナンスを怠ると腐敗や虫被害が発生する可能性があります。そのため、塗装や掃除などのメンテナンスを定期的に行う必要があります。
人工木(樹脂木)であれば、腐敗や虫被害が発生する可能性は低く、塗装などの特別なメンテナンスは不要です。とはいっても汚れを放置したままにするとカビが生える可能性があるため、定期的な掃除は必要です。

MEMO
人工木と同様に、タイルデッキもメンテナンスは定期的な掃除だけですみます。タイルデッキについては以下の章で解説します。

結局使わなくなる

理想と現実とのギャップがあることも事実です。ウッドデッキを本当に使うのかどうか、今一度考えてみてください。

  • 春は花粉症・夏は暑く虫も多い・冬は寒い、ウッドデッキを快適に使用できるシーズンは少ない
  • 子供が大人になったらプールでは遊ばない
  • 久しぶりに使おうと思ったらガーデンテーブル・チェアが汚れていた

タイルデッキという選択肢

ウッドデッキの比較対象として話題にあがるのがタイルデッキです。
木の質感や見た目の雰囲気にこだわりがないのであれば、タイルデッキを選択肢に入れても良いでしょう。
ウッドデッキでできること(やりたいこと)はタイルデッキでも実現でき、さらにウッドデッキとは反対に以下のメリットがあるからです。

  • 劣化しづらく耐久性が高いため、メンテナンスは定期的な掃除だけですむ
  • 空洞がないため、雑草が生えたり、猫が住みついたりする心配がない

しかし、以下のデメリットには注意が必要です。

  • ウッドデッキに比べてコストが高い
  • 雨や雪で滑りやすい
  • 日差しが強いと照り返しがある

ウッドデッキ・タイルデッキどちらにも一長一短があるので、目的や価値観に合う方を選択してください。

ウッドデッキを採用しなかった理由

たまねぎ

ここでは一つの参考までに、たまねぎ家がウッドデッキを採用しなかった理由を解説します。
仮契約の時点ではウッドデッキを採用する予定でしたが、本契約のタイミングで採用を見送ることに決めました。住友林業と仮契約した時点の見積もりは以下になります。

総額:38万円
面積:3.3m2
材質:人工木
ウッドデッキ下の対策:防草シート+砂利

そしてウッドデッキを採用しなかった理由は以下になります。

  • メリットよりデメリットの方が大きいと感じた
  • 採用する目的が見た目のみで、定期的に使う予定がなかった
  • 優先度が低く、ウッドデッキにかけるコストを別の項目に充てたかった

できれば採用したかったのですが、家族の考えとして費用対効果が悪いという結論にいたりました。

まとめ

ウッドデッキのメリット・デメリットは以下のとおり。

メリット

  • 外観がおしゃれになる
  • 作業スペースとして使用できる
  • イベントを楽しむことができる
デメリット

  • 下から雑草が生えてくる
  • 猫が住みつく可能性がある
  • 天然木はメンテナンスが大変
  • 結局使わなくなる

デメリットよりメリットの方が大きくなる方・・・つまりはウッドデッキを採用するべき方は以下のとおりです。

  • ウッドデッキを使用する目的がはっきりしている方
  • 見た目を徹底的にこだわりたい方

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