【住友林業】平家のメリットは?平家に決めた4つの理由を解説!【新築戸建】

平家にするか2階建てにするか迷ってるんだよね・・・。
平家ってよくわかんないけど生活しやすいんでしょ?

新築戸建を建てるさい、以前は特に気にすることもなく、2階建てに決める方もいたかと思います。
ですが近年は平家人気が高まり、『平家』という選択肢が増えました。

かくいう私も新築戸建を建てるなら2階建てという先入観があり、家づくりを始めた段階では平家を建てる予定はまったくありませんでした。

ですが住友林業の担当者に平家を勧められ、平家のメリットに気がつきました。
そして最終的には平家を建てることに決めました。

この記事では、平家を採用する決め手となった4つのメリットについて説明しています。
平家が生活しやすい理由や平家の魅力がわかり、平家を採用するかどうかの一つの参考になることでしょう。

結論を先に述べますと、決め手となった4つのメリットは以下のとおりです。

  • バリアフリーで生活がしやすい
  • 家事動線・生活動線がスムーズ
  • 間取りの自由度が高い
  • 平家ならではの魅力的なデザイン

対象読者は以下を想定しております。

  • 平家のメリットを知りたい方
  • 平家に決めた理由を知りたい方
  • 平家にするかどうか迷っている方
注意
この記事では2階建てと比較をしながら平家のメリットを説明していますが、2階建てと平家の優劣を決めるものではありません。

平家のデメリットについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
【新築戸建】平家のデメリットは?平家を建てるさいの注意事項7選!【まとめ】

平家の特徴

まずはじめに、平家の特徴をざっくり把握しておきましょう。
以下の章で説明する平家のメリットがイメージしやすくなります。

  • 階段がない
  • 2階建てと比べて1階の延床面積が広くなる
  • 廊下がほとんどない間取りになる
  • 部屋と部屋を行き来する動線になる

バリアフリーで生活がしやすい

平家と聞いて真っ先に思いつくメリットといえばこちらかもしれません。

階段の上り下りがないため、高齢者や子どもが生活しやすいのが特徴です。また階段から落下する心配もないため、安心して生活することができます。

住宅は、人生で一度きりの買い物になる方がほとんどかと思います。
長年住み続けることを考えると、バリアフリーで生活がしやすい平家は魅力的です。

ただし、老後の生活のしやすさは間取り次第であることに注意してください。

老後の生活のしやすさは間取り次第

「平家は生活がしやすい」というイメージが、なんとなく先行していないでしょうか?

老後の生活のしやすさを目的として平家を建てる場合、間取りに注意しないと平家はかえって生活しにくい(バリアフリーでない)住宅となってしまいます。

トイレの数・位置

平家は階段がないため縦方向の移動はなくなりますが、横方向の移動は多くなります。また、1階の延床面積が広いため、横方向の移動距離は長くなります。

ここで注意が必要なのがトイレの数・位置です。

トイレが1つの場合、トイレが遠い部屋ができやすくなります。
身体が思うように動かなくなってしまった場合、遠くのトイレに行くのは非常に困難です。

それぞれの部屋からトイレまでの動線を考慮し、トイレが遠い部屋ができるだけ少なくなるように間取りを設計する必要があります。

MEMO
祖母の足が不自由になってしまい、当たり前にできていたことができなくなってしまいました。トイレに行くのにも時間がかかってしまい、改めて「老後の生活のしやすさ」の重要性を実感しました。

段差

小上がりの和室や、サンクンリビング(段差をつけたリビング)には段差があります。
老後の生活のしやすさを目的にするのであれば、段差は減らすように心がけてください。

住宅展示場で実物を見たり、打ち合わせを何回も重ねたりすると、目的を忘れてしまい現状やりたい間取りを採用してしまうかもしれません。

目的と間取りが矛盾しないように注意してください。

家事動線・生活動線がスムーズ

階段の上り下りがなく、すべてが1階に集約されているため家事動線・生活動線がスムーズです。
毎日の家事・生活を効率よく楽に行えるのは、平家の大きなメリットです。

洗濯

2階建ての場合、「洗う→干す→たたむ→しまう」のどこかのステップで、以下の例のように階段を使うケースが発生しやすくなります。

  • 1階で洗濯をして2階のベランダに洗濯物を干す
  • 2階のベランダから取り込んだタオルを1階の水まわりに運ぶ

平家であれば、1階と2階を往復する手間がありません。

MEMO
2階建ての場合、水まわり(洗濯機の位置)を1階にするか2階にするか悩むかもしれませんが、平家はその心配がありません。

掃除

平家における掃除のメリットは以下のとおりです。

  • ひとつのつながりで平面が広がっているため、掃除機がけ・拭き掃除がスムーズ
  • ロボット掃除機が掃除できる範囲が広い
  • 掃除機の持ち運び(1階 ⇄ 2階)がない
  • 段差が少ないので埃がたまりにくい

荷物の搬入

日常の買い物

近年は2階リビングも主流になりつつありますが、日常の買い物、とくにペットボトル飲料などの重い荷物を2階に運ぶのは大変です。平家(1階リビング)であれば、荷物の搬入が容易です。

大型の荷物

大型の荷物を2階に搬入するさい、クレーンを使用しなければならない場合があります。平家であればその心配はなく、搬入にかかるコストを抑えることができます。

着替え

平家の場合、着替えのために階段を上り下りする手間がありません。
2階建ての場合、間取りによっては以下のようなケースで階段を上り下りすることがあるでしょう。

  • お風呂に入る前にパジャマをクローゼットに取りに行く
  • 肌寒いと感じた時に羽織る服をクローゼットに取りに行く
  • ジョギングのさいスポーツウェアに着替えるためクローゼットに行く

間取りの自由度が高い

平家は多様な選択肢の中から、間取りを決めることができます。2階建てと比べて、間取りの自由度が高いのが特徴です。

まず、家の形状をコの字型やL字型などにすることができます(参照:住友林業公式HP)。

次に、リビング・ダイニング・キッチン・寝室・子供部屋・和室・書斎・洗面所・お風呂・トイレなどの居住空間を、1階に自由にレイアウトできます。

MEMO
反対に、自由度が高すぎてなかなか間取りが決まらない場合もあります。

拡張性が高い

平家は拡張性が高く、ライフステージに合わせて間取りを変更することができます。
例えば子供2人が自立した後に、並列した2つの子供部屋の壁をなくし、1つの大きな部屋に変えたりすることができます。
この部屋を自分の趣味の部屋に充てるなど、ライフスタイルを柔軟に変えることで生活の楽しみが広がりそうです。

MEMO
壁をなくすなどの間取り変更ができるかどうかは、住宅の構造によって決まります。将来を見据えて、構造をふまえたうえで間取りを設計する必要があります。

ビッグフレーム(BF)構法

住友林業では『ビッグフレーム構法』という構法で、住宅を建てることができます。

ビッグフレーム構法とは、幅560mmの柱を使用して住宅を建てる、住友林業独自の構法です。一般的な柱の幅が105mmであることから、いかにこの柱が大きいのかがわかります。この柱のおかげで、柱や壁を最小限に抑えることができるため、開放感のある間取りを実現できます。
また、柱や壁による制約を受けにくいため、間取りの拡張性が高いという特徴があります。

平家ならではの魅力的なデザイン

平家ならではの外観と室内のデザインについて説明します。

すっきりとしたシルエット

平家は背が低いため、縦に伸びるラインよりも横に伸びるラインに目が向きます。
この水平方向に広がるすっきりとしたシルエットが非常に綺麗です。



出典:住友林業公式HP

MEMO
寄棟屋根やウッドデッキを採用すると、水平方向の広がりを強調できます。

開放感のある高い天井

2階による天井の高さ制限を受けないのは平家の特権です。
勾配天井や梁をわざと見せる作りにして天井を高くすると、開放感がうまれ空間を広く感じることができます。
また、見た目も非常に綺麗です。

出典:住友林業公式HP


出典:住友林業公式HP


平家をかっこよく建てる方法については、こちらの記事で詳しく説明しています。
【住友林業】平家はダサい?平家をかっこよく建てる方法まとめ!【新築戸建】

まとめ

平家を建てる決め手となった4つのメリットは以下のとおりです。

  • バリアフリーで生活がしやすい
    高齢者や子どもが生活しやすい。ただし、老後の生活のしやすさは間取り次第であることに注意が必要。
  • 家事動線・生活動線がスムーズ
    すべてが1階に集約されているため家事動線・生活動線がスムーズ。毎日の家事・生活を効率よく楽に行える。
  • 間取りの自由度が高い
    多様な選択肢の中から、自由に間取りを決めることができる。また、拡張性も高い。
  • 平家ならではの魅力的なデザイン
    水平方向に広がったすっきりとしたシルエットの外観や、開放感のある高い天井の室内など、平家ならではのデザインが魅力的。

少しでも参考になれば幸いです。

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